FPSをプレイしていて、「足音の方向が分かりにくい」「敵の距離感が掴めない」と感じたことはありませんか?
イヤホンを変えれば改善するのではと思い調べていく中で、「モニターイヤホンがFPSに良い」という情報を目にした人も多いはずです。
しかし、モニターイヤホンは本来ゲーム用ではなく、音楽制作や演奏の現場で使われる機材です。
そのため「FPSに本当に向いているのか」「ゲーミングイヤホンと何が違うのか」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、モニターイヤホンは競技性の高いFPSに向いていますが、誰にでもおすすめできるものではありません。
この記事では、モニターイヤホンの特徴やFPSで人気な理由を解説したうえで、FPSプレイヤーから評価の高いモニターイヤホンを5つ紹介します。
自分のプレイスタイルに合ったイヤホン選びの参考にしてみてください。
モニターイヤホンとは?

モニターイヤホンとは、音楽制作や演奏の現場で使われる、音を正確に確認するためのイヤホンです。
迫力や聴き心地の良さよりも、収録された音をできるだけそのまま再生することを目的としています。
一般的なリスニング用イヤホンは、低音を強調したり高音を派手にしたりと、いわゆる「良い音」に聴こえるよう調整されています。
一方でモニターイヤホンは、特定の音域を強調せず、フラットで癖の少ない音作りが特徴です。
そのため、初めて使うと「地味」「迫力がない」と感じることもあります。しかしその分、音の位置関係や細かな違いが分かりやすく、どこでどんな音が鳴っているのかを正確に把握しやすくなります。
もともとモニターイヤホンはFPS向けに作られた製品ではありません。ただし、この音を正確に聴き取れる特性が、足音や銃声の方向を重視するFPSと相性が良いことから人気を集めました。
なお、モニターイヤホンは万能ではありません。
没入感や迫力を重視したい人にとっては、物足りなく感じる場合もあります。FPSで使用する際は、自分のプレイスタイルに合っているかを理解した上で選ぶことが重要です。
モニターイヤホンがFPSで人気な理由

モニターイヤホンがFPSで人気を集めている理由は、音が良いからではありません。音の情報を正確に整理して把握しやすいという点が、FPSと非常に相性が良いためです。
まず大きな理由として、音の定位が分かりやすい点が挙げられます。
モニターイヤホンは音を誇張しない設計のため、左右や前後の位置関係が掴みやすく、敵の方向を特定しやすくなります。
次に、足音やリロード音などの輪郭が明確に聴こえる点も重要です。
低音を強調しすぎないため、環境音に埋もれにくく、必要な音だけを拾いやすくなります。
また、音の味付けが少ない分析的な音もFPS向きの理由です。
迫力重視のイヤホンでは銃声に意識を持っていかれがちですが、モニターイヤホンでは冷静に音を分析できます。
一方で、没入感や臨場感は控えめになりやすい傾向があります。
そのため、勝敗や索敵を重視する競技志向のプレイヤーほど、モニターイヤホンの恩恵を感じやすいです。
音の迫力よりも、情報としての音を重視したい人にとって、モニターイヤホンが向いていると言えるでしょう。
FPSで人気のモニターイヤホン5選
ここでは、FPSプレイヤーの間で人気のあるモニターイヤホンを5つ紹介します。
モニターイヤホンは音の再現性が高く、定位や細かな効果音を正確に把握しやすいのが特徴です。
ただし特性はそれぞれ異なるため、自分のプレイスタイルや重視したい音の傾向に合わせて選ぶことが重要です。
Shure SE215|FPS用モニターイヤホンの定番モデル
Shure SE215は、定位感と分離感のバランスが良く、FPS入門として定番のモニターイヤホンです。
手を出しやすい価格ながら有名ストリーマーやプロでも愛用者の多いイヤホンです。
遮音性も高く、集中したプレイ環境をつくりやすいのもポイントです。
Lazさんが配信で使用されていることでも有名なイヤホンですね。

SENNHEISER IE100 PRO|定位と分離感を重視する人向け
SENNHEISER IE100 PROは、音の分離感に優れ、左右・距離感の把握に強みがあります。
FPSでは敵の位置を瞬時に判断することが重要ですが、IE100 PROは定位情報をクリアに伝えるため、音の方向を素早く把握したいプレイヤーに適しています。
カナル型にしては音場が広く、距離感の把握もしやすいイヤホンです。
元プロとの噂のあるネオポルテ所属のVTuber「麻倉シノ」さんが愛用されているイヤホンです。

Shure SE846|価格度外視で音を追求したプロ向けモデル
Shure SE846は、非常に高い解像度と広い音域表現が特徴のハイエンドモデルです。
FPSで聴き取るべき細かな効果音や環境音を正確に再現するだけでなく、全体の音像もクリアに分離されます。
価格は高めですが、競技志向のプレイヤーや音のニュアンスを最大限活かしたい人には最適な1本です。
VALORANTの公式オフライン大会では、SE846の使用が義務付けられている場合もあるほど定番のモデルです。

SONY MDR-EX800ST|現場基準の音をそのまま聴けるモニターイヤホン
SONY MDR-EX800STは、スタジオや現場でのモニタリング用途を想定して作られたモデルで、フラットかつ正確な音再現が魅力です。
Acoustune RS ONE|音の自然さと解像度を両立したモニター系イヤホン
Acoustune RS ONEは、音の自然さと解像度を両立したイヤホンで、モニター用途でも高い評価を得ています。
定位の明瞭さと滑らかな音のつながりが特徴で、足音や被弾音を聴き分ける際に有用です。
フラット傾向ながらも聞き疲れしにくく、長時間のFPSプレイでも使いやすい点が魅力です。
まとめ
モニターイヤホンは、本来は音楽制作や演奏において音を正確に把握することを目的としたイヤホンですが、足音や銃声の方向を重視するFPSと相性の良い特性を持っています。
低音や高音を誇張しないフラット寄りの音作りにより、音の定位や距離感を判断しやすく、索敵や状況判断の精度を高めやすい点が魅力です。
一方で、迫力や没入感を重視する人にとっては、音が地味に感じられる場合もあります。
そのため、モニターイヤホンは万能ではなく、プレイスタイルによって向き・不向きが分かれる点は理解しておく必要があります。
勝敗や索敵を重視する競技志向のFPSプレイヤーであれば、モニターイヤホンを試してみる価値はあるでしょう。
今回紹介した中に気になる商品がありましたら是非、さらなる詳細や口コミ等もチェックしてみてください。



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