さて、今回は中国のイヤホンブランドKZの販売する「ZS10 PRO」を購入しましたのでレビューしたいと思います。

ちなみに、今回紹介するZS10 PROといえばFENNELのVALORANT部門に所属するGONさんが使用しているイヤホンですね。

早速、VALORANTやApex Legendsなどの人気FPSゲームで実際に使用してみました。
いきなり結論ですが、VALORANTで使用する分には筆者の中で過去最高に使いやすいイヤホンと感じました。
逆に、Apex Legendsでは少し使いづらいと感じました。
本文ではなぜそう感じたかを詳細に記述しておりますので、もし良ければ是非、最後までお読み下さい。
KZとは?
KZとは2010に設立された中国の深セン市に本社を置くShenZhen YuanZe Electronicsが展開しているブランドです。
数千円で購入できるモデルが多く、その価格からは想像できないほどの高音質を実現していると評価されています。
さらに、クリアボディやメタルフレームなど、見た目にもこだわったデザインのモデルが多く、ファッション性も兼ね備えています。
AliExpressでの販売が主ですがAmazonでも多くのKZ製品が販売されており、手軽に購入することができます。
KZ ZS10 PROのスペック・仕様
次に、ZS10 PROのスペック・仕様を下表に整理しました。
モデル名 | KZ ZS10 Pro |
---|---|
構成 | 4BA+1DD |
重量 | 32±3g |
プラグタイプ | 3.5mm |
ピンタイプ | 0.75mm |
周波数応答範囲 | 7-40000Hz |
インピーダンス | 30Ω |
感度 | 111dB/mW |
詳細 | Amazon |
片側4BA+1DDというユニークなドライバ構成が大きな特徴です。
インピーダンスは30Ωとイヤホンにしては高めですが、USB給電のアンプでも十分な音量をとることができました。
KZ ZS10 PROの外観について
次に外観についてですが、メタル調のフェイスプレートがとてもスタイリッシュです。
じつは金属製でなく樹脂製ですが、質感が良く仕上げも丁寧なのがとても良いです。

樹脂製のため軽量なのも好印象です。
KZ ZS10 PROを使用して良かった点・イマイチに感じた点
それでは、KZ ZS10 PROを実際に使用して良かった点やイマイチに感じた点を紹介します。
良かった点
まずは良かったと感じた点を述べます。
良かった点①:どこまでもクリアな音質
まず最初に音質についてです。
音が非常にクリアで明瞭です。分離感も良く全ての帯域が淀みなく聞こえるため、敵の足音やリロード音などを綺麗に聞き取ることができるのは非常に良いと感じました。
良かった点②:定位と空間表現に優れている
次に、定位と空間表現についてです。
定位が良く、音のクリアさも相まって足音が前後左右のどこから聞こえているかが明瞭です。
他のゲーミングイヤホンと比較しても高レベルな定位感です。
さらに、空間表現にも優れており、距離感も非常に掴みやすいです。ざっくりではなくピンポイントで敵の位置把握ができる場面が多数ありました。
良かった点③:スタイリッシュなデザイン
次に、デザインについてです。
先述しましたが、メタル調のフェイスプレートがスタイリッシュで高級感があり、所有欲を満たしてくれます。

細部を見ても非常に丁寧に仕上げられているのがとても好印象でした。
良かった点④:コストパフォーマンス
最後に、コストパフォーマンスについてです。
これだけ筐体の質感が良く高性能にもかかわらず価格が5,000円代と、かなり入手しやすい設定となっています。
たしかに中華製のイヤホンが人気な理由が理解できますね。
イマイチに感じた点
次に、イマイチに感じた点を述べます。
Apex Legendsでは銃声が耳に刺さる
Apex Legendsではかなり銃声が耳に刺さるのが気になりました。
イヤホンの音質がクリアな分、銃声の高域成分が強いApex Legendsでは銃声がキンキンとダイレクトに耳に刺さってきます。
敵の位置が掴みやすく、繊細な足音も聞き逃しにくい程クリアなため銃声だけが気になるのが少し勿体ないと感じました。
したがって、Apex Legendsプレイヤーにはあまりオススメできません。どちらかというと、VALORANTプレイヤーにおすすめですね。
まとめ
以上。本記事では中国のイヤホンブランドKZの販売する「ZS10 PRO」を紹介しました。
手にしやすい価格にも関わらず筐体の質感が良く、非常にクリアな音質で特にVALORANTプレイヤーにおすすめできるイヤホンに感じました。
以下に商品リンクを掲載しておりますので、さらに詳細が気になった方は是非、口コミなどもチェックしてみて下さい。

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