「イヤホンをPCやオーディオインターフェースに直挿しするのは良くない」
このような意見を聞いたことのある人は多いと思います。
直挿しは良くないとだけ聞いても、「なぜ?じゃあどうすれば良いの?」とモヤモヤしますよね。
そこで本記事では、イヤホンを何に挿せばいいのかと、何故PCに直挿しするのが良くないのかを説明します。
- イヤホン(ヘッドホン含む)を何に繋ぐのが良いか
- PCに直挿しするのが何故良くないのか
- なぜDACアンプに繋ぐのが良いのか
- VALORANTでおすすめの高品位DACアンプ
結論から申しますと、イヤホンは高品位なDACアンプに繋ぐことで本来の性能を発揮することができます。
なお、便宜上本記事はVALORANTを対象にしていますが、他のFPSゲームでも同じことが言えます。
結論:イヤホンは高品位なDACアンプに繋ごう

早速結論ですが、イヤホンは高品位なDACアンプに繋ぐことが重要です。
でも急にDACアンプと言われてもどんな製品なのかピンとこない人は多いですよね。
そこで以降ではDACアンプの概要と、何故DACアンプが重要なのかについて説明します。
DACアンプとは?

DACアンプとはデジタル信号をアナログ信号に変換するためのICチップ(DACチップ)と、アナログ信号を増幅させるアンプがセットになった製品です。
オーディオマニアからするとオーディオの音質を大幅に改善するための機材のため当たり前の用に使用されますが、FPSゲーマーはあまり目にしないかもしれません。
「何故DACアンプに繋ぐのがいいの?」と思われるかもしれませんね。
そこで以降ではDACアンプが重要な理由について説明します。
DACアンプが重要な理由
DACアンプが重要な理由は大きく以下の3つです。
理由①:情報の欠落が少ない

まずは情報の欠落が非常に少ないことです。
デジタル信号をアナログ信号へ変換する処理を低品位なDACチップで行った場合、変換後のアナログ信号が欠落したり、ノイズが乗ってしまうことが多いです。
その変換処理を高品位なDACアンプに搭載されているDACチップに担わせることで、情報の欠落やノイズ混入を大幅に低減させることができます。
変換処理時に欠落した情報や乗ってしまったノイズを後でリカバリーすることは困難なため、高品位なDACチップを搭載しているDACアンプを使用することが重要なのです。
理由②:低ノイズである

次に、低ノイズであることです。
高品位なDACアンプはアナログ変換された音の信号を高品位なアンプ回路によって増幅させます。
音の増幅処理に低品位なアンプ回路を用いた場合、増幅時にノイズが混入してしまいますが、高品位なDACアンプを使用すれば音を大きくしても音の増幅に伴うノイズの混入率が非常に小さいです。
理由③:出力に余裕がある

最後に、出力についてです。
高品位なDACアンプは出力に余裕のある製品が多く、抵抗値(インピーダンス)の大きいイヤホンやヘッドホンでも余裕を持って鳴らすことができます。
使用するイヤホンやヘッドホンの定格インピーダンスに対応していないアンプを使用した場合、単純に鳴らしきることができないため、音がこもってしまったりしてメーカーが想定している音が出せなくなります。
特にVALORANTで使用者の多いHID-LabsのDETECTなどは非常にインピーダンスが高い(通常のイヤホンは16Ω程度が標準なところをDETECTは101Ω)ため、PCのイヤホンジャックやオーディオインターフェースではほぼ確実に出力不足になります。

何故PCに直挿しが良くないのか

実はPCのマザーボードにもDACアンプが搭載されていますが、価格を抑えてとりあえず音が出れば良いという思想の低品位なDACチップやアンプ回路が搭載されているため、ノイズや情報の欠落を避けることができません。
また、単純にパワー不足な場合も多いです。
これはPCだけでなくオーディオインターフェースにも同じことが言えます。
高品位なDACアンプを使用することでイヤホンやヘッドホンの性能を100%引き出すことができるのです。
VALORANTにおすすめのDACアンプ
繰り返しにはなりますが、DACアンプであれば何でも良いというものではありません。
あくまで「高品位な」DACアンプを選ぶことが重要です。でも、自分で1からDACのスペックを調べたり比較したりするのは面倒ですよね。
そこでここからは、実際にVALORANTで利用者の多いオススメの高品位DACアンプを3つ紹介します。
これを持っておけば間違いないというものを激選しました。
Fosi Audio SK02
まずはFosi AudioのSK02を紹介します。
Fosi Audioは低価格で本格的な音質を提供することをモットーとしている音響メーカーで、音質についてオーディオマニアからも高い評価を得ています。
手にしやすい価格ながら、左右のステレオ感を大幅に改善できる4.4mmのバランス端子まで搭載されています。
私もメイン機として愛用しており、「とりあえず迷ったらコレ」と言ってもいいFPSゲームで定番のDACアンプです。

S.M.S.L DS100
次に、S.M.S.LのDS100を紹介します。
S.M.S.LはFosiAudioと同様に低価格かつ高品位なアンプを多数販売されているメーカーです。
バランス端子が無い代わりにSK02よりも低価格で購入することが可能で、DACアンプ入門機としても最適です。
PCやオーディオインターフェース直挿しとの音の違いを体感することができます。

MOTU M2
最後にMOTU M2です。
こちらの製品はオーディオインターフェースなのですが、オーディオインターフェースにしては珍しく、高品位なDACチップやアンプを搭載し、かなり音質にこだわったモデルです。
もちろんオーディオインターフェースのため、コンデンサーマイクを接続することもできます。
前に紹介した2台と比較すると少し値は張りますが、これからゲーム配信を始めようとされている方はこれ1台で配信環境を担うこともできるため、特にゲーム配信者におすすめしたい1台です。
まとめ

本記事ではVALORANTでイヤホンを何に挿せばいいのかと、何故PCに直挿しが良くないのかを説明しました。
本記事の要点は以下のとおりです。
- イヤホン(ヘッドホン含む)は高品位なDACアンプに接続することが重要
- 理由は高品位なDACアンプは
①:情報の欠落が少ない
②:低ノイズ
③:パワーに余裕がある - PCやオーディオインターフェースに搭載されているDACアンプは低品位なものが殆どなため、直挿しはおすすめできない
以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。


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