FPSをプレイしていると、イヤホンのケーブルがマウスに引っかかり、
「いまの場面でなければ…」と悔しい思いをすることがあると思います。
調子は悪くないのに、物理的なストレスでプレイ精度が下がるのは、
正直かなりもったいないですし、ストレスも溜まってしまいますよね。
私はこれまで多数のイヤホンをレビューしてきたオーディオ好きで、
FPS歴10年、eスポーツ大会の観戦も日常的に楽しむゲーマーです。
この記事では「FPSゲームでワイヤレスイヤホンを使用するメリット」というテーマで、
FPSでワイヤレス環境を構築する利点をわかりやすく整理して解説します。
本記事を読み終えるころには、有線との違いが具体的にイメージできていて、
自分のプレイスタイルに合う選び方までスッキリ理解できるはずです。
「でも、ワイヤレスは遅延があったりバッテリー切れが心配」
と思われるかもしれませんが、どうぞご安心下さい。
結論としては、ゲーミング向けのイヤホンを選べば、
FPSでもワイヤレスイヤホンは十分な選択肢になります。
FPSゲームでワイヤレスイヤホンを使用するメリット

早速本題です。
まず大きなメリットは、ケーブルから完全に解放されることです。
マウスとイヤホンのケーブルが絡まず、フリックもスワイプも自由です。
有線だと、マウスパッドの端でケーブル同士がこすれたり、
腕を引っ張られてエイムがズレる細かいストレスがどうしても出ます。
ワイヤレスなら、マウスはマウス、イヤホンはイヤホンで独立するので、
腕の可動域が広がり、特にVALORANTに多いローセンシのプレイヤーほど恩恵が大きいです。
また、デスク周りがすっきりするのも見逃せないポイントです。
配線が減ることで、デスクレイアウトの整理も楽になります。
視界に入るケーブルが減ると、意外と集中力も保ちやすくなりますし、
デスクも整って見えるので、モチベーションも上がります。
さらに、PCだけでなくスマホや携帯ゲーム機とも相性が良いため、
一つのワイヤレスイヤホンをさまざまなデバイスで共有しやすいです。
最近のゲーミング向けモデルはUSBドングルによる低遅延接続に対応し、
従来のBluetoothよりも格段に遅延が抑えられている点も重要です。
正しく選べば「足音が遅れて聞こえるから不利」という心配を減らしつつ、
ケーブルレスの快適さとゲームへの没入感を両立できるようになります。
おすすめのワイヤレスイヤホン
ここからは、FPSでの使用を前提にしやすいワイヤレスイヤホンを、
いくつかピックアップして、特徴とおすすめポイントを紹介します。
SONY INZONE Buds
SONY INZONE Budzは、ゲーミング向けに設計されたワイヤレスイヤホンで、
USBドングルを使った低遅延接続ができるのが大きな特徴です。
PCや対応機器にドングルを挿すだけで、安定した2.4GHz接続が可能になり、
Bluetoothよりも遅延や音切れに強い環境を作りやすくなっています。
音作りはゲーム向けに足音や銃声を聞き取りやすくチューニングされており、
敵の位置を把握したいFPSプレイヤーとの相性がとても良いです。
アプリ側でイコライザーを細かく調整できるので、自分好みに寄せながら、
足音重視や爆発音を控えめにするといったカスタマイズも行いやすいです。
アクティブノイズキャンセリング機能も備えているため、
外の生活音を軽く抑えつつ、ゲームの音に集中したい人にも向きます。
連続使用時間も12時間に対応しており、配信やゲーム前に充電しておけば
安心のスタミナを持っています。
SteelSeries Arctis GameBuds
Arctis GameBudsは、ゲーミングデバイスで実績のあるブランドが手掛ける、
コンパクトなワイヤレスゲーミングイヤホンです。
こちらもUSBドングルによる低遅延接続に対応しており、
PCやコンソール機でのFPSプレイに使いやすい設計になっています。
特徴的なのは、ゲーム用のドングル接続とスマホのBluetooth接続を、
状況に応じて切り替えつつ使える柔軟さを備えている点です。
音質面では、足音や銃声の輪郭をはっきり出しつつ、
BGMもそれなりに楽しめるバランス寄りのチューニングになっています。
普段使いも意識されているモデルなので、外出時は音楽用として使いつつ、
自宅ではドングル接続でゲーム用に切り替えたい人に特におすすめです。
有線イヤホンをワイヤレス化することもできる

すでにお気に入りの有線イヤホンを持っている場合、
それを活かしながらワイヤレス化するという選択肢もあります。
方法としては、Bluetooth対応のトランスミッターや、
有線イヤホンを接続できるワイヤレスレシーバーを利用する形が代表的です。
ただし、この方法は機器によって音の遅延が大きく変わるため、
FPSで使う場合は「低遅延」「ゲーミング向け」などの表記を必ず確認したいです。
一般的なBluetoothトランスミッターだと、動画視聴には問題なくても、
FPSの撃ち合いでは「なんとなく遅い」と感じるケースもあります。
逆に、低遅延コーデックやゲーミングモードを備えたモデルを選べば、
手持ちの有線イヤホンの音を活かしつつ、ケーブルストレスだけを減らせます。
「音は今の有線イヤホンが一番しっくりきている」という人は、
買い替えではなくワイヤレス化アクセサリを検討するのも十分アリです。
個人的に一番おすすめなのは「イヤモニシステム」と呼ばれるミュージシャン用の機器を使用することです。
これを使用すれば音楽演奏にも問題ないくらいの低遅延無線環境を安価に構築することができます。
難しい設定が不要なのもいいですね。個別記事も書いていますので、
気になったら是非チェックしてみてください。

まとめ
FPSで「ワイヤレスイヤホンを使うメリット」は、
ケーブル束縛から解放され、マウス操作と集中力を妨げない点にあります。
低遅延のゲーミング向けモデルを選べば、足音の遅れも最小限に抑えられ、
有線と遜色ないレベルでプレイに活かせる環境を作ることができます。
今回紹介したように、INZONE BudzやArctis GameBudsのような製品なら、
USBドングル接続でFPSとも相性が良く、日常使いとの両立もしやすいです。
すでに愛用の有線イヤホンがあるなら、
ワイヤレス化アクセサリでケーブルだけを手放す選択肢も検討できます。
気になったモデルやアクセサリがあれば、
ぜひ一度、商品の詳細ページやリンクをチェックしてみてください。
スペックや機能を比較しながら、自分のプレイスタイルに合いそうか想像すると、
ワイヤレスイヤホン導入後のゲーム環境が、より具体的にイメージできるはずです。
以上。本記事の内容が、あなたのゲーム環境をパワーアップさせるきっかけになれば嬉しいです。

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