【2025年版】ワイヤレスイヤホンでFPSゲームをプレイする方法

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鍋ログちゃんねる
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ワイヤレスイヤホンでゲームをしたら「音ズレ」が気になってプレイに集中できなかった。という経験はありませんか?

RPGなら多少音ズレがあってもプレイできますが、FPSはタイミングにシビアなため音ズレは致命的ですよね。

「本当はワイヤレスイヤホンでゲームがしたいのに、音ズレのせいで仕方なく有線イヤホンを使用している」という方は多いと思います

そこで本記事では、ワイヤレスでもFPSゲームがプレイ可能な低遅延環境を構築する方法を紹介します。

もしよければ、最後までお読み下さい。

目次

ワイヤレスイヤホンで遅延を感じずにFPSゲームをプレイする方法

ワイヤレスイヤホンで遅延を感じずにFPSゲームをプレイする方法は以下の4つが考えられます。

FPSゲームを低遅延でプレイする方法
  1. 2.4GHzドングル付属のワイヤレスイヤホンを使用する
  2. aptX-LL環境を構築する
  3. aptX-Adaptiveの低遅延モード環境を構築する
  4. LC3+環境を構築する
  5. ワイヤレスイヤモニシステムを使用する

以降にそれぞれの詳細を解説します。

方法①:2.4GHz専用ドングル付属のワイヤレスイヤホンを使用する

まず最初に、2.4GHz専用ドングル付属のワイヤレスイヤホンを使用する方法です。

この方法が最もシンプルです。また、特別な機材を準備する必要がないため簡単に環境を整えることができます。

音ズレは汎用の通信規格であるBluetoothを用いることで発生します。そこで、Bluetoothを用いず独自の規格で通信するという抜本的な解決方法です。

専用ドングルをセットで販売している商品はAnkerの「Soundcore VR P10」やSONYの「INZONE Buds」が有名ですね。

簡単にセットアップが済むというメリットがある一方、好みのイヤホンを選べないというデメリットもあります。

Anker Soundcore VR P10

SONY INZONE Buds

方法②:aptX-LL環境を構築する

次に、aptX-LL環境を構築するという方法があります。

Bluetoothコーデック(音声圧縮技術)には低遅延を謳っているコーデックがあります。その中で最もポピュラーなのがAptX-LLというコーデックです。

このaptX-LLに対応したイヤホンとトランスミッターを用意し、AptX-LLで接続することでワイヤレスで低遅延環境を構築することができます。

AptX-LLの低遅延性能は40ms(1秒の4/100)以下です。

人間が音ズレを感じるのは40ms以上の遅延が発生した場合です。よって理論上ワイヤレスでも音ズレを感じずにゲームをプレイすることができます。

ただし、aptX-LLに対応したワイヤレスイヤホンは数が少ないのがデメリットです。ワイヤレスイヤホンよりもワイヤレスレシーバーが対応していることが多い印象です。

ワイヤレスレシーバーに有線イヤホンを差し込むことでもワイヤレス環境を構築することが出来ます。好きな有線イヤホンをワイヤレス化できるのは大きなメリットですね。

以下にaptX-LLに対応したレシーバーとトランスミッターを紹介します。どれも私が実際に使用し、動作確認済みの商品です。

AptX-LLに対応したレシーバー

AptX-LLに対応したトランスミッター

方法③:AptX-Adaptiveの低遅延モード環境を構築する

次に、aptX-Adaptiveの低遅延モード環境を構築する方法です。

aptX-LLには及びませんが、aptX-Adaptiveの低遅延モード(理論値50ms)もほぼ音ズレを感じません。Apex LegendsやValorantも快適にプレイすることができます。

aptX-Adaptiveに対応しているワイヤレスイヤホンは数が多いです。よってイヤホンの選択肢の幅が広いのがこの方法の大きなメリットです。

注意点はaptX-Adaptiveには高品質モードと低遅延モードの2種類があるため、低遅延モードへの切り替えが可能なトランスミッターを選ぶ必要があります。

ちなみに、私は以下の「Denon PerL Pro」「eppfun LE Audio」の組み合わせを好んで使用しています。

環境構築方法を姉妹サイトの鍋ログぶろぐにて解説しているため、よければ合わせてご覧下さい。

Denon PerL Pro

AptX-Adaptiveの低遅延モードに対応したトランスミッター

方法④:LC3+環境を構築する

次に、LC3+環境を構築する方法です。

LC3+はLEオーディオと呼ばれる次世代コーデック群の基本コーデックであるLC3を拡張し、低遅延かつハイレゾに対応したコーデックです。

ただしLEオーディオは普及してまだ日が浅いため対応イヤホンが少ないです。また、動作確認等まだまだ未知数な部分が多いため、現状は方法①~③を用いることが無難です。

方法⑤:ワイヤレスイヤモニシステムを使用する

筆者の愛用しているワイヤレスイヤモニシステム「LEKATO MS-02」

最後に、ワイヤレスイヤモニシステムを使用する方法です。

ワイヤレスイヤモニシステムとはミュージシャンがイヤモニを無線で使用するためのシステムです。

プロ仕様のため、低遅延性能や通信安定性が段違いで高い製品が多いのが特徴です。

これまでは高価な製品が多かったのですが、最近は手にしやすい価格帯の商品も増えてきています。

有線イヤホンやヘッドホンをワイヤレスで使用したいという人におすすめです。

まとめ

今回はワイヤレスでもFPSゲームがプレイ可能な低遅延環境を構築する方法を解説しました。

本記事の内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

まとめ:FPSゲームを低遅延でプレイする方法
  1. 2.4GHzドングル付属のワイヤレスイヤホンを使用する
  2. AptX-LL環境を構築する
  3. AptX-Adaptiveの低遅延モード環境を構築する
  4. LC3+環境を構築する
  5. ワイヤレスイヤモニシステムを使用する

LE Audioは普及して日が浅く未知数な面が多いものの、今後は基本的なBluetoothコーデックがLC3+に移行されていくことが予想されます。よって近い将来Bluetoothオーディオの音ズレに悩む必要はなくなるかもしれませんね。

方法④のLC3+の項については動向を確認の上、あらためて加筆修正したいと思います。

以上。本記事の内容が参考になりましたら嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

ゲーム実況とApex LegendsとValorantが好き。Xでも毎日つぶやいているので、是非遊びにいらして下さい!!

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